2006年09月21日

映画「インサイダー」

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インサイダー

製作年度 1999年
製作国・地域 アメリカ
上映時間 158分
監督 マイケル・マン
製作総指揮 −
原作 −
脚本 エリック・ロス 、マイケル・マン
音楽 リサ・ジェラード 、ピーター・バーク[音楽]
出演もしくは声の出演 アル・パチーノ 、ラッセル・クロウ 、クリストファー・プラマー 、ダイアン・ヴェノーラ 、フィリップ・ベイカー・ホール


 近所のレンタルビデオ屋が、月に2度やる半額デー=Bここぞとばかりに借りに行きますが、皆も同じことを考えるようで、夕方に行こうものなら面白そうな映画がみんな借りられてますたらーっ(汗)(いつも行くのは夕方ですが)

 今回借りてきたのは、「ザ・ビックワン」と「その場しのぎの男たち」と、この作品。中でも、ブログで紹介しようと思ったのがこの作品です。

 あらすじは、B&Wという大手タバコ会社の秘密が書かれたファイルを送り付けられた、CBSの報道番組のプロデューサー(アル・パチーノ)が、その差出人である、B&Wと守秘契約を結んでいたが、会社との衝突で解雇された男(ラッセル・クロウ)と共に、タバコ会社の秘密を告発するというものです。

 妻や病気の娘のことを思うと、CBSのインタビュー番組で暴露することに踏み切れないでいたが、男はついに大手タバコ会社の秘密を暴露し、裁判を起こす。妻の反対を押し切り、男が妻と娘を失うという代償を払ったにもかかわらず、CBSは、男のインタビューを放送しないと言う。CBSは、B&Wの巨額の損倍賠償を恐れたのだ。局内に誰の味方もいなくなった中、プロデューサーは一人、放送に漕ぎ着けようと奔走する。そして最後は……。

 この映画は、実話を元に作られたそうで、実名の会社(日本の会社も)が台詞に出てくるので、上映禁止の声もあったらしいです。ちなみに、この作品は、アカデミー賞主要7部門受賞しています。

 こういった緻密で筋の通った脚本の映画が好きですね。

 「インファナル・アフェア」なんかも好きです。1部だけでも楽しめるが、謎を残し、2部で主役2人の過去を掘り下げ、3部で1部の伏線を全て回収し、納得のいくラストに仕上げてます。俳優は皆ベテランで、完成度が高くて、とても好きな作品です。
posted by line001 at 22:01| 東京 ☁| Comment(1) | TrackBack(1) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月08日

映画「ランド・オブ・プレンティ」

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ランド・オブ・プレンティ スペシャル・エディション

製作年度 2004年
製作国・地域 アメリカ/ドイツ
上映時間 124分
監督 ヴィム・ヴェンダース
製作総指揮 −
原作 −
脚本 ヴィム・ヴェンダース 、マイケル・メレディス
音楽 −
出演もしくは声の出演 ミシェル・ウィリアムズ 、ジョン・ディール 、ウェンデル・ピアース 、リチャード・エドソン 、バート・ヤング


 「パリ・テキサス」や「ベルリン、天使の詩」の監督、ヴィム・ヴェンダースが16日間という脅威の撮影日数で作った映画。ベトナム戦争のトラウマを抱えた男と、その姪であり、アフリカやイスラエルで育ったアメリカ人ラナを中心としたロードムービー的要素のある映画です。

 9・11から2年と1ヶ月後のアメリカを舞台に、一人でアメリカの市内を監視して回り、アラブ人とみればテロリストと疑い、尾行し調査するポール。そんな生活の中、ラナが、亡くなった母親の手紙を届ける為にポールを訪ねてくる。そんな時、ポールの目の前で追っていたアラブ人が何者かに射殺される事件が起き、ポールはそのアラブ人が何かの事件に関わっていると確信する。ラナは、そのアラブ人の遺体を彼の兄の元へ届けたいと言い、ポールは調査の為に、遺体を乗せてポールとラナは、トロナの街へと車を走らせる。ポールはアラブ人のアジトを見つけたと思い、潜入するが……。

 殺されたアラブ人の兄の家でポールはこんな台詞を言います。
「俺は何を追っていたのか」
「俺がしてきたことは何だったのか」

 9・11後から追い続けてきたアメリカの敵。現在のアメリカの「空しさ」を監督は映画で表現しているのかもしれません。

 主題歌は、監督が撮影中ずっと聴いていたという、レナード・コーエンの「Ten New Songs」というアルバムから、監督お気に入りの「The Land of Plenty」という曲で、映画のタイトルにもなっています。

 この作品は、アメリカ批判というよりは、監督のアメリカへの愛情を感じます。けれど、賛美でもなく。そんな淡々とした視点がいいと思いました。ヴィム・ヴェンダースの作品は、他に「ベルリン、天使の詩」しか観たことありませんが。「ベルリン、天使の詩」は、一度観たら忘れられない映画です。

 最後の場面に何度も流れる主題歌のサビの歌詞が耳に残ります。

 「この豊かな国の光が 
 いつの日か真実を照らし出しますように



 公式サイト
 http://www.landofplenty.jp/
posted by line001 at 13:23| 東京 🌁| Comment(3) | TrackBack(1) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月04日

映画「イン・ディス・ワールド」

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イン・ディス・ワールド

製作年度 2002年
製作国・地域 イギリス
上映時間 89分
監督 マイケル・ウィンターボトム
製作総指揮 クリス・オーティ 、デヴィッド・M・トンプソン
原作 −
脚本 トニー・グリゾーニ
音楽 ダリオ・マリアネッリ
出演もしくは声の出演 ジャマール・ウディン・トラビ 、エナヤトゥーラ・ジュマディン


 パキスタンのペシャワールに住む若者2人が、ロンドンへ亡命する話。22歳のエナヤットとその通訳に同行する15歳のジャマール。密入国業者に大金を払ったにも関わらず、1度目は失敗し祖国に帰って来るが、2度目は再び大金を払い、違うルートを辿る。業者から業者へ引き渡されながら今度はロンドンへ近づいていくが、その旅は死と隣り合わせの過酷な旅だった…。

 ドキュメンタリーのような映像で、主役の2人以外は、役者はほとんどいなく、台本もないようだ。密入国業者役の一人は、実際に映画を撮るために、何度も主役の二人を密入国させてくれた業者の人らしい。不法入国をしながら撮影を行い、無事撮り終えることができたようだが、その後のエピソードがすごい。ジャマール君は、映画と同じように、イギリスに留まることになった。イギリスは、難民の受け入れに厳しく、普通は受け入れてくれないところだが、映画に出演したということで特別に入国許可を貰ったのだ。だが、18歳の前日までにはイギリスから出ていかなければならない。イギリス滞在を決めたのは、ジャマール君の父親が亡くなったからではないか、と映画関係者は言っていたが。

 この映画は、万人が楽しめるような娯楽性はないと思う。ドキュメンタリーに非常に近く、ただ淡々とした現実を映しているようである。他国へ亡命するということがどれだけ大変なことか。世界で当たり前のように起きているが、多くの人が知らない現状を伝えることに、この映画は一役買っていると思う。最後の、ジャマール君の祈りの声が印象的であるが、映画は最後まで淡々として、現状は変わらないのだろうという思いが残った。

 良い方向へ変わることを祈りたい≠ナもただ祈るしかない≠ニいうメッセージをそのラストシーンから貰ったような気がした。

 一度はこの映画を観てほしいと思いました。
 よかったらレンタルビデオでも借りて観てみて下さいCD
posted by line001 at 14:46| 東京 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月14日

ジブリ最新作「ゲド戦記」予告編第1弾配信中!

 今日の0時に、ジブリのHPで予告編第1弾が配信されました!

 http://www.ghibli.jp/25trailer/
posted by line001 at 00:16| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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