2006年05月04日

映画「イン・ディス・ワールド」

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イン・ディス・ワールド

製作年度 2002年
製作国・地域 イギリス
上映時間 89分
監督 マイケル・ウィンターボトム
製作総指揮 クリス・オーティ 、デヴィッド・M・トンプソン
原作 −
脚本 トニー・グリゾーニ
音楽 ダリオ・マリアネッリ
出演もしくは声の出演 ジャマール・ウディン・トラビ 、エナヤトゥーラ・ジュマディン


 パキスタンのペシャワールに住む若者2人が、ロンドンへ亡命する話。22歳のエナヤットとその通訳に同行する15歳のジャマール。密入国業者に大金を払ったにも関わらず、1度目は失敗し祖国に帰って来るが、2度目は再び大金を払い、違うルートを辿る。業者から業者へ引き渡されながら今度はロンドンへ近づいていくが、その旅は死と隣り合わせの過酷な旅だった…。

 ドキュメンタリーのような映像で、主役の2人以外は、役者はほとんどいなく、台本もないようだ。密入国業者役の一人は、実際に映画を撮るために、何度も主役の二人を密入国させてくれた業者の人らしい。不法入国をしながら撮影を行い、無事撮り終えることができたようだが、その後のエピソードがすごい。ジャマール君は、映画と同じように、イギリスに留まることになった。イギリスは、難民の受け入れに厳しく、普通は受け入れてくれないところだが、映画に出演したということで特別に入国許可を貰ったのだ。だが、18歳の前日までにはイギリスから出ていかなければならない。イギリス滞在を決めたのは、ジャマール君の父親が亡くなったからではないか、と映画関係者は言っていたが。

 この映画は、万人が楽しめるような娯楽性はないと思う。ドキュメンタリーに非常に近く、ただ淡々とした現実を映しているようである。他国へ亡命するということがどれだけ大変なことか。世界で当たり前のように起きているが、多くの人が知らない現状を伝えることに、この映画は一役買っていると思う。最後の、ジャマール君の祈りの声が印象的であるが、映画は最後まで淡々として、現状は変わらないのだろうという思いが残った。

 良い方向へ変わることを祈りたい≠ナもただ祈るしかない≠ニいうメッセージをそのラストシーンから貰ったような気がした。

 一度はこの映画を観てほしいと思いました。
 よかったらレンタルビデオでも借りて観てみて下さいCD
posted by line001 at 14:46| 東京 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
レンタルビデオとか伝えることに
広い大金とかワールドと、広いイギリスとかをグリゾーニすればよかった?


Posted by BlogPetのブランカ at 2006年05月08日 15:01
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